賢い見積もり?

ソフトウェアにおいて利用者の視点とは、画面・帳票・ファイルなどの外部インターフェイスである。これらの要素それぞれに難易度で重み付けをした機能数(FP:ファンクションポイント)をベースにシステムの全体規模を算出し、これに単位FP当たりの単価を乗じて金額を算定するのがファンクションポイント法と呼ばれる見積もり方法だ。利点はまさに“利用者の視点で見積もりができる”ということにある。さらに、画面・帳票・ファイルを数え上げるので、成果物の漏れや忘れを発注者・受注者の双方でチェックでき、合意のうえで発注できるので、納品時に「画面が足りない!」というようなトラブルも未然に防止できる。>