若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)
本書では、若者が日々の仕事のなかでうすうす気づいている閉塞(へいそく)感の正体を、若者の視点と、年功序列というキーワードを用いてあぶり出す。内容をひと言でいってしまえば、年功序列という後から加わる人間を食い物にする「ねずみ講」システムのもと、年配者が既得権益にしがみついているので、若者がワリを食っているという話だ。
それは、企業内においては、「3年で3割辞める」離職率や「心の病」を抱える30代社員の急増となって表れ、社会においては、少子化や格差社会、ニート・フリーター問題として表れると指摘する。今の若者は、「年配者を食わせる」ためにクタクタになっているのである。なぜホリエモンが若者のヒーローになり、一方で年配者から大いに嫌われたのか。その理由の一端がわかるはずだ。
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)
- 作者: 城繁幸
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/09/15
- メディア: 新書
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