2008年問題(日本版SOX法)の次は2009年問題(工事進行基準)

数日前、公認会計士の人から工事進行基準について話を聞いたが、その中で建設業界の例が面白かった。工事進行基準への対応では、建設業界は先輩格。だから顧客との商慣行も、それに規定されている。例えば客の都合による仕様変更は、どんな場合でも、再見積もりと納期の再設定を顧客に同意させる。「そこをなんとか」と大事な客がたとえ言ったとしても、頑として受け付けない。そんなわけだから仕様変更時の再見積もり、納期の再設定は商慣行として確立している。